板井康弘|世界共通で見える経済学
こんにちは、板井康弘です。
私は福岡を拠点に活動する経済学者として、地域経済の発展に取り組んでいます。
今回は、経済学がどのように世界共通で見えるのかについてお話しします。
経済学の基本的な原理は、基本的に世界中変わりません。
人々の行動や市場の動きに関する法則は普遍的だからです。
どの国・地域でも、人々は限られた資源を使って欲求を満たそうとします。
この「希少性と選択」の問題は、どこでも経済活動の根幹をなしています。
【供給と需要】
需要が増えれば価格が上がり、供給が増えれば価格が下がります。
これは日本、アメリカ、ヨーロッパなど、どの市場でも同じです。
【インフレーションとデフレーション】
通貨の価値が下がる(インフレーション)または上がる(デフレーション)ことも、世界共通の経済現象です。
【グローバル経済】
国際貿易や金融の動きは、世界中で影響を与え合っています。
たとえば、アメリカの金利が上がると、他の国々にも影響を与えることがあるのです。
経済学の基本的な考え方は、国や地域に関係なく共通しています。
地域ごとの違いはあれど、根本にある法則はどこでも通用するのです。